統合失調症を寛解してもなぜ通院を続けるか?

統合失調症

こんにちは。管理人のいほりです。

私は統合失調症と診断されてから約15年病気と向き合ってきました。

現在では症状は安定しており、寛解しています。

しかし、今でも月に1度の通院と毎日の服薬は必ず行っています。

その理由を今回は説明していきたいと思います。

統合失調症は再発しやすい

まず理由として挙げられるのは統合失調症は非常に再発しやすい病気だからです。

私も過去に症状が良くなったと感じて自己判断で投薬治療をやめた結果、再発してしまって以前より調子が悪くなった経験があります。

統合失調症は再発すると再発前より症状が悪化する傾向があります

症状が安定して寛解状態になっても自分を守るために、周りの人に迷惑をかけないために、少量ながらも投薬治療を続けています。

支援を受けるために「診断書」が必要

精神障害者保険福祉手帳や自立医療支援制度などは定期的に更新手続きが必要です。

その更新手続きに「診断書」が必要になります。

定期的に病院へ通っていないと、主治医も病状を把握できず、診断書が書けません。

手帳を所持していた人が独断で通院を中断し、手帳を更新できなくなったケースがあるというお話を聞いたことがあります。

また、障害者雇用を利用する場合もハローワークや企業から「主治医からの意見書」の提出を求められることもあります。

思わぬところで診断書の提出を求められることがあったときに、すぐに用意してもらえる環境が整っていた方が安心です。

手続きや支援を受けるためにも、病院に通い続けて主治医に症状を伝えておくことが大切だと思っています。

主治医からのアドバイスを受けられる

主治医から専門的な知識やアドバイスを受けられることもあります。

正直、精神科のお医者様とは相性の問題が大きく関わってくると思います。

(そのことについてはまた別の記事でご紹介します。)

相性の合う医師と信頼関係を築き、自分の症状を把握してもらい、それに対する専門的なアドバイスを受けることで気持ちが前向きになります。

まとめ

以上が私が統合失調症を寛解しても通院を続ける理由です。

私は病名を診断されて通院を始めた当初は「早くこんなところに通い続けるのを終わらせたい」と思っていました。

しかし今では、通院や投薬治療の大切さを実感しています。

通院を続けること・中断することは個人の自由です。

上記のような理由があることもご参考にしてみてください。

最後までご覧いただき、ありがとうございました。

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