Instagramの方でご家族の方へ向けた投稿をしました。
この記事はその内容のさらに詳細をまとめました。
私が統合失調症になった原因の考察
私が統合失調症になったのは主治医から「原因不明」と診断されています。
闘病生活を経て、俯瞰的に考察した結果、
- 家庭環境
- いじめなどの苦痛体験
- 生まれ持った感受性豊かな性質
以上の要因が思春期の多感な時期に重なり、ストレスなどの蓄積により発病したのではないか自分では考えています。
必ずしも親や家庭環境が原因とは言い切れない
いろんな要因が複雑に絡み合って発症する可能性があるので、必ずしも親や家庭環境が原因とは言い切れないと私は思っています。
同じ家庭環境に育っても、精神疾患を発症する人と発症しない人がいます。
ご家族が精神疾患にかかってしまった場合、ご自身を責める必要はないと私は主張したいです。
一人で抱え込まないでください
精神保健福祉センターや一部の病院ではご家族の方に向けたセミナーや相談会を定期的に開催しています。
専門家の方が悩み相談を聞いてくれたり、サポートを紹介してくれたりします。
ご自身ひとりで悩まずにそういった公的支援をぜひ頼ってください。
家族の支援が病気の予後に大きく影響する
私は家族の支援がなければ統合失調症が寛解することはなかったと思います。
家族にはとても感謝しています。
私が家族からの支援で特にありがたかったのは
- お話をきいてくれること
- いつでも味方でいてくれること
- ごきげんでいてくれること
- 必要な意見はきちんと言ってくれること
上記のことは日常的なサポートで気持ちが安心できたのでとてもありがたかったです。
家族の病は芋づる式に溶けていった
私の母親は私のサポートや更年期、他にも家庭のいろんなことが重なり、一時期ノイローゼのようになってしまいました。
目はこわばり、歯も磨かずお風呂にも入らずという状態になってしまい、見ていてこちらも申し訳ない気持ちになりました。
親戚にも「呪われてるんじゃないの?」と言われるくらい、家が慌ただしい時期がありました。
ひとつずつ問題が解決していくうちに私の体調も安定していきました。
私の症状が安定していくと、母のノイローゼも少しずつ改善されていきました。
不思議なことに、家庭内の問題というのは無意識下では相互的に絡み合っているものなのかもしれないなと思いました。
自分が回復したと思ったら、思わぬところで他のポジティブな変化が生じます。
今では家族間の関係はとても良好で穏やかで幸せな時間が流れています。
母の表情が朗らかになっていく様子を見て、とても嬉しい気持ちになります。
ご自身の気持ちの変化が家庭問題に影響する?
上記に書いたように、家族の問題というものは無意識下で相互的に絡み合っているのではないかと私は経験的に仮定しました。
だとしたら、ご家族の方のご自身の心の問題も何らかの形で病気を患っている本人に影響している可能性もありえるのではないのかと思いました。
私の家族の問題がに芋づる式に解決していったように、ご自身のお気持ちの変化が何らかの形でご家庭に良い影響として現れる可能性があるかもしれません。
(なんの根拠もない経験則での考察です。ご容赦ください。)
まとめ
以上が精神疾患者を支えるご家族の方へ、私が病気を寛解するまでに経験したことをもとに考察も含めて意見をまとめました。
根拠のない内容も多いですが、参考程度にご覧になっていただけたら幸いです。
最後までご覧いただき、ありがとうございました。
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